1生い立ちについて
自分の生い立ちについて話すのは少し難しいですが、振り返ってみれば、子供の頃から孤独を感じていたように思います。家族は物理的にはいつも近くにいましたが、感情的なつながりを感じることは少なかったですね。それが、大人になってからも人との深い関係を築くのが難しい原因かもしれません。
学生時代も、特に親しい友人はおらず、いつも一人でいることが多かったです。自分の感情をうまく表現できず、他人との距離感を計るのが苦手でした。彼女なんてもちろんできたことないですし。その結果、人と深く関わる代わりに、風俗などの表面的な関係に安心感を見出すようになったのかもしれません。
2風俗にハマった理由
社会人になってからは、仕事のプレッシャーや日々のルーティンからの逃避として、風俗を利用することが増えました。
正直言って、最初はただの楽しみのつもりで風俗を利用し始めたんです。でも、気づいたらどんどん深みにはまっていきました。日常のストレスや孤独感から逃れるための一時的な解放感が、次第に依存へと変わっていったんです。
風俗を利用することで、一時的には自分を価値あるものと感じることができました。でも、それは一時的なもので、現実に戻ると自己嫌悪に陥ることが多くなりました。この繰り返しが、自分の中で大きな葛藤を生んでいました。今は通うのやめられましたが……。オキニがまだあの店にいたら、たぶんまだ通ってただろうけど。
初めての風俗で「Mちゃん(仮称)」に会わなければ、あんなにのめりこまなかったかもしれない。
会社と家の往復で気楽に話せる友達もいなかったので、毎日虚しかったんですよね。これといって趣味もないですし。夜中にふと思い立って、人生で初めてデリヘルを呼びました。
黒髪ロングで胸の大きい、かわいい子。話もプレイも上手。コミュ障で女性経験ない自分には比較対象はありませんが…。60分あっという間で、延長したかったけど次の予約あったらしくてできず。浮かれてた自分はすぐに次回の予約を入れました。
再会したときに「すぐ会えたね、嬉しい!」って言ってもらえて。ちゃんと覚えてもらえてたことがすごく嬉しかったです。
多い時で週2-3は呼んでたかな。幸いお給料はそれなりにあったし、趣味も友達もいないから貯金もあったので。あの時は風俗が完全に趣味でした。
Mちゃんに通って1年くらい経ったときに、大学を卒業するタイミングで店をやめるって言われまして。
シフト出してる日は予約できるだけ取っちゃおうと思って、このときだけは金銭的に無理しました。
Mちゃん人気だったから、最終日は予約取れなかったんですけどね。
あの時予約取れてればなあ……別に取れてたとしてどうってこともないですけどね。
Q人生で一番楽しかったことは?
自分の誕生日にMちゃんを貸し切って誕生日を祝ってもらえたことですかね。「いつもありがとう」ってメッセージカードとお菓子もらいました。今でもカードは捨てられずにいます。
Q人生で一番大変だったことは?
Mちゃんがやめた直後かなあ。つい癖で店に電話しちゃって、当然だけどいるわけなくて。スタッフさんが「別の子呼んでみます?」って言ったんで頼んでみたものの、悪くはなかったけど、やっぱMちゃんしかだめだなって思っちゃって。もうMちゃんと会えないんだって実感がわき上がってすごく落ち込みました。
最後に
Qインタビューの最後に伝えたいことはありますか?読んでいる方や、家族友人など、誰に対してでも構いません。
読者の方へ。私は風俗にハマっていた時代の時間、お金を後悔したことは今のところありませんが、コミュニケーション能力を改善しようと動かなかったことは後悔しています。
孤独の解消は、安易にやるとお金がかかります。コミュニケーション能力の改善は時間がかかりますし、きっと難航すると思いますが、いい財産になるはずです。自分は改善できなかったので、憶測でしかありませんが。
Mちゃんへ。あなたのおかげで人生に彩が持てました。ありがとうございます。業界に戻ってきてほしい気持ちと、きっぱり卒業していてほしい気持ち、正直両方あります。でもやっぱり、戻らないで幸せに生活しててほしいかな。
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