75歳身独身、趣味ギャンブルの方のインタビュー 

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1幼少期について

幼少期か。まあ、ずっと親との付き合いがうまくいかなかったんだよ。うちの親は厳しい人たちで、子どものころからしっかりしろとよく言われた。そんで、自分はちょっと変わってる子供だったから、学校でもなかなか友達ができなかったんだ。

特に何か一つに熱中できるわけでもなく、授業にもあんまり興味を持てなかったし、先生や他の子とも上手くやれなかった。そういうわけで、いつも一人でいることが多かったな。何をしていても周りと合わせるのが苦手で、自分の世界に閉じこもっていた感じだ。

結局、そういう状態が続くと、人と深く関わるのが難しくなってくる。その結果、大人になってからも人間関係が苦手でしんどかった。だから、ギャンブルの興奮だけが娯楽だった。

2就職~現在まで

75歳になったわけだが、正直なところ人生はあんまり甘くなかったな。若い頃からずっと日雇いの派遣で、今日働いて明日は休み、ってのを繰り返してきた。安定した仕事に就くこともなく、まあ、そんなわけで結婚もせずに今まで来ちまったわけだ。

ギャンブルが趣味だったから、手に入れた金はだいたいそれに消えてったな。パチンコや競馬、たまには麻雀って感じでな。勝ったときの興奮と、負けたときの絶望感、その繰り返しだった。時には大きく勝って、夢みたいな気分に浸ることもあったが、結局のところそれが長続きするわけもなくてな。

暮らしはいつもギリギリ。金がないときの焦りってのは、まあ、言葉にできないくらいつらいもんがある。友達も少なくて、大半はギャンブル仲間。そんな連中とは金の貸し借りも多くて、いいことなんてほとんどなかったな。

Qギャンブルにハマったきっかけは?

ャンブルにハマったきっかけか。若いころから金に困っててな、ちょっとした臨時収入を夢見て始めたのがきっかけだった。最初は友達に誘われて、なんとなくパチンコ屋について行ったんだ。最初のうちは勝ったり負けたりで、特に深く考えてなかったが、たまに大当たりするとすごい興奮があってな。

それがクセになって、だんだんと自分でも足を運ぶようになった。最初は小遣い稼ぎのつもりが、いつの間にか「次こそは大きく勝つ」という期待感で頭がいっぱいになっていった。そうして、金が手に入るとすぐにギャンブルに使ってしまうようになり、気がつけば、それが日常の一部になっていたんだ。

結局、ギャンブルは勝つより負けることの方が多いと分かってはいるが、一発逆転を夢見る気持ちが抜けなくてな。それが自分をずっと縛ってるわけだ。

Q人生で一番楽しかったことは?

人生で一番楽しかったことか。それはな、若い頃に友達とよく行った競馬のことだな。あの頃はまだ体も丈夫で、何も考えずに存分に楽しんでいたよ。競馬場に行く日はいつも朝早くからウキウキして、みんなでわちゃわちゃと予想を交わしながら出かけたもんだ。

特に記憶に残ってるのは、大穴を当てた日だ。オッズがすごく高い馬に何となく手を出してみたら、まさかの大勝ち。あの時の興奮といったらなかった。友達と抱き合って大騒ぎしたね。その後で飲んだ酒は最高に美味かった。勝った金で豪遊した夜は、今でもちゃんと覚えてる。

ギャンブルは長い目で見れば負けが込むもんだが、あの日ばかりはすべてが上手く行った気がして、なんだかんだで人生で最高の日の一つだったな。

Q人生で一番大変だったことは?

一番キツかったのは、でかい負けを引きずっちまったときだな。ある時、自分の読みが完璧だと思って大金をぶち込んだんだが、見事に裏目に出てな。その後の立て直しはマジで地獄だった。結局、そこから立ち直るのに相当時間がかかったんだよ。

最後に

Qインタビューの最後に伝えたいことはありますか?読んでいる方や、家族友人など、誰に対してでも構いません。

こんな生活でも学んだことはある。人間、何が幸いするかわからないし、たとえ今がつらくても、それがいつかいい方向に変わるかもしれねえってことだ。そう思わないと、やってられないからな。

あとギャンブルのために借金はするな。俺は生活はいつもギリギリだが、金を借りたことは一度もない。ここだけは自分を褒めてやりたい。

昔の知り合いに、生活費や大事な貯金に手を出して、友達や親族に頭下げて、たいして仲良くない俺のとこまで来て媚び売って…って奴がいた。

俺だってろくな生活してないけど、俺よりみじめだなと思った。この件で借金だけはしないでおこうと思った。

ただ自分に金を貸してもらう信用や自信がなかっただけかもしれないが、結果的にはよかったと思う。

プロでもない限り、ギャンブルは遊びとして消費するべきだ。人生ギャンブルにどっぷりの人間が言えた話じゃないが。

 

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